自由の橋の近く
にはアメリカ軍の
慰霊碑などがたく
さんありますが，
なぜか恐竜館が
一緒にあります．
首の看板が面白
かったのでつい
撮影． |
休戦ライン近くに入るためは，事前に予約が必要です．大型バスの場合は，そのまま入れますが， 小人数の場合は，自由の橋から出ているシャトルバスで，第三トンネルと展望台のコースに参加することになります．いずれにしても休戦ラインに入るには，検問でパスポートチェックを受ける必要があります．勿論，検問から後は撮影禁止です．アメリカ軍のキャンプや地雷原などもありますが，先祖代々の土地を持っている人の村もあって畑が広がっています．
第三トンネルは，北朝鮮が休戦ラインを密かに超えて侵入するために掘ったトンネルの１つとされています．北朝鮮側の公式見解は，これも韓国側の謀略であるといっています．見学時にはたいていアメリカ軍のｸﾞﾙｰﾌﾟと一緒になります．この日は韓国の高校生の団体も入っていました．
この近くにも，北朝鮮が遠望できる展望台がありますが，この日は国会議員の奥様たちが見学中ということで，進入禁止でした．
 韓国は，祖先崇拝が深い国です．朝鮮戦争時に北朝鮮から来て，そのまま韓国内に留まった人達（離散家族）は，故郷の墓参を希望しています．これをかなえるために，北朝鮮の国土を望む展望台がいくつか作られています．統一展望台もその一つで，川をはさんで北朝鮮領内を遠望できます．北朝鮮の領内は，大きな木がほとんど生えていません．暖房を薪炭に頼っているので切り尽くしてしまったという説明でした．以前は両岸に宣伝看板が立ち，双方の宣伝放送が流されていましたが，頂上会談以降，北側の放送は止まっています．南側の看板や放送も，友好を訴えるものに変えられています．外交関係の変化が実感できます．
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